はじまっています、消火器のリサイクル 消火器リサイクル推進センター

リサイクルの流れ

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STEP01

リサイクルシールについて

2010年以降に製造された消火器にはリサイクルシールが貼られて出荷しています。

廃消火器リサイクルシステムは、耐用年数をむかえた消火器を安全に回収してリサイクルする
「セーフティ&エコロジー」な取り組みで、2010年から運用を開始しています。
2010年以降に製造された消火器はリサイクルシールが貼られて出荷しています。

“2009年以前に製造”された消火器にはリサイクルシールが貼付されていません。

「リサイクルシールが貼付されていない消火器」をリサイクル・廃棄する際は、
「既販品用リサイクルシール」が必要となります。
必ず購入の上、貼付して下さい(リサイクルシールが貼られていない廃消火器を引き取ることはできません)。

消火器のラベル
貼付されてた場合は2010年以降に製造

消火器を処分する際は、「二次物流費および処理費用」を徴収することはありません。ただし、引き取りを依頼する場合等は、収集運搬費(一次物流費)および保管管理費等が別途かかる場合があります。

リサイクルシール
貼付されていない場合は”リサイクルシールが必要”

必ず購入の上、貼付して下さい(リサイクルシールが貼られていない場合、引き取れません)。

STEP02

傷んだり、古くなった消火器を3つの方法で回収します。

引き取りを依頼する
① 特定窓口

特定窓口は、主に「消火器の販売代理店」や「防災・防犯事業者」が担っており、全国に約5,000ヵ所あります。
※引き取りに伺えない場合がございますので直接窓口にご確認ください。

※リサイクルシールが貼られていない場合は、シールを購入し貼付してください。
※リサイクルシール代以外に収集運搬費等がかかります。

直接持ち込む
② 特定窓口
③ 指定引取場所

指定引取場所は、「消火器メーカー営業所」や「廃棄物処理業者」が担っており、全国に約200ヵ所あります。

※リサイクルシールが貼られていない場合は、シールを購入し貼付してください。
※特定窓口に持ち込む場合は、リサイクルシール代以外に保管費等の別途費用がかかる場合があります。

注意事項

個別の回収・持ち込みについては事前に最寄りのリサイクル窓口へお問い合わせください。
※シールの販売や収集運搬を行っていない場所があります。(西濃運輸)

STEP03

回収した消火器は、リサイクル施設でリサイクル・廃棄を選別します

解体
解体

リサイクル施設は全国に18施設あります。
主に、消火器メーカーの処理工場が広域認定制度のルールや安全基準を厳守して作業を行っています。

薬剤抜き取り
薬剤抜き取り

リサイクル施設に持ち込まれた廃消火器は、解体後に薬剤の抜き取りを行います。貴重な資源である粉末消火薬剤原料はリサイクルされて新製品に再利用されます。2021年度に生産された粉末消火薬剤の76%に再生薬剤が使われています。

バーコード読み取り
バーコード読み取り

消火器の製造・出荷から廃棄・リサイクルのトレーサビリティーを管理するため、リサイクルシールのバーコードを読み取ります。

保管
保管

廃消火器は、本体容器・粉末消火薬剤・アッセンブリー(蓋・導入管等)などのパーツを素材ごとに分けて保管します。

STEP04

再生用途に適した素材をリサイクルします

廃消火器リサイクルシステムによる再資源化率は9割以上です。
粉末消火薬剤は、再生消火薬剤として精製して新製品に再利用しています。
本体容器(鉄、ステンレス、アルミ)やアッセンブリー(鉄、アルミ、真鍮)は、熔解処理され新しい金属製品となります。

粉末消火薬剤

粉末消火薬剤

98%を再資源化
(消火薬剤以外の再生品含む)

本体容器

本体容器

100%を再資源化

アッセンブリー
(蓋・投入管一式)

アッセンブリー(蓋・投入管一式)

92%を再資源化

再資源化率 9割以上!
STEP05

リサイクル後、新しい製品として出荷します

リサイクルシールが貼られて出荷
リサイクルシールが貼られて出荷

新しい製品には、リサイクルシールが貼付されて出荷され、消火器の役割を終えた後には、再びリサイクルされます。

ゆうパックによる回収は、事前の申し込みが必要です。

必ず注意事項をお読みください。詳しくはこちら(外部リンク)
ゆうパック専用コールセンター 0120-822-306
(上記は、ゆうパックのみのお問い合わせ番号となります。)

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