2009年以前の消火器にはリサイクルシールが貼付されていませんのでご注意ください。
廃消火器リサイクルシステムは、耐用年数をむかえた消火器を安全に回収してリサイクルする「セーフティ&エコロジー」な取り組みで、2010年から運用を開始しています。
2010年以降に製造された消火器はリサイクルシールが貼られて出荷しています。
薬剤抜き取り
リサイクル施設に持ち込まれた廃消火器は、解体後に薬剤の抜き取りを行います。貴重な資源である粉末消火薬剤原料はリサイクルされて新製品に再利用されます。2021年度に生産された粉末消火薬剤の76%に再生薬剤が使われています。
バーコード読み取り
消火器の製造・出荷から廃棄・リサイクルのトレーサビリティーを管理するため、リサイクルシールのバーコードを読み取ります。
保管
廃消火器は、本体容器・粉末消火薬剤・アッセンブリー(蓋・導入管等)などのパーツを素材ごとに分けて保管します。
粉末消火薬剤
97%を再資源化
(消火薬剤以外の
再生品含む)
本体容器
100%を再資源化
アッセンブリー
(蓋・投入管一式)
91.6%を再資源化
リサイクルシールが貼られて出荷
新しい製品には、リサイクルシールが貼付されて出荷され、消火器の役割を終えた後には、再びリサイクルされます。